薬を飲んだ方が人生の質が改善される時が有る
できれば薬は飲みたくない・・・それはもちろんその通りです。それでも飲んだ方が人生の質が改善される時があります。つらい、哀しい想いをしなくてもすむ。それならば薬は有効活用したほうが得です。
症状がでる場面
わたしは大学の時から約30年、普段の生活はまったく平気なのに、
1:人前で話す
2:大勢に対して挨拶する
3:結婚式などの緊張感漂う晴れ舞台
4:カラオケ
5:食事(デートや会食)
などの特定の場面です。
症状が出る状況
1:「人前で自分が何かをしなければいけない」
2:「特に他人からそれを強制される」
3:「急に指名される」
4:「全員の目線がわたしに集中する(注目される)」
5:「大勢の前での挨拶」
などの特定の状況です。
どんな症状か
1:『心臓が激しくドキドキする』
2:『声が震えて出なくなる』、
3:『頭の中が真っ白になる』、
4:『何も対応できない』
5:『赤面する』
という症状が強く出ます。
本当にこの「あがり症」「緊張症」の症状には、若いころから悩まされてきました。図体は大きいのに、心臓はノミというものです。
この「あがり症」のせいで、たくさんの良い出逢いや機会を自ら手放してきたことが、とても残念な気持ちでいっぱいです。また数多くの失敗のせいで、今度も恥をかくのでは?という気持ちが強くなってしまい、人生の質を落としてきました。
βブロッカー薬『ミケラン』
そんなときに知ったβブロッカー『ミケラン』という薬。この出会いは私の人生を良い方向に改善してくれるものでした。もっと早く自分の症状を勉強して飲めばよかったと、本気で思っています。しかし、そうは言っても薬飲むときは注意が必要です。たのえば、この薬は血圧を下げる薬です。
薬を飲むときに注意しているポイント
1:飲む日時をスケジューラーに事前に入れます。
2:飲む前日と、飲んだ日は、ほかの薬は飲みません
3:同じくお酒も飲みません
4:飲んだ日はジムに行くのもあきらめます
5:毎日飲まないようスケジュールをコントロールする
6:飲めない日は予定の方を変える
7:当然ですが血圧
このように注意する事で、心臓に過度な負担をかけないようにしています。
「あがり症」の人は事前の準備が重要
1:本番のスケジュール管理はもっとも重要
2:挨拶なら何を話すか
3:プレゼンなら企画書の準備
4:カラオケなら何を歌うか
などなどスケジュールが入った時から、事前に準備を開始します。脳内リハーサルも行い、それに加えて、『ミケラン』を飲むタイミングも準備するのです。
飲むタイミングは?
1:ことが起こる想定時間の2時間くらいから3時間前の飲むのが適正と考えてます。それより早く飲むと、本番が後ろずれすると効かなくなってしまいます。
2:急に飲んでもすぐには効かないことを理解。
3:その前の予定で外出があってもその日は外出先で飲めるよう、必ずミネラルウォーターを買って持参しています。
症状が出る予定を徹底管理する
それでも時々、飲んだのに挨拶しなくてよくなり、実は薬を飲む必要がなかったという日があります。でもそれは保険をかけたと思い、ストレスとしないよう努めています。
また、今日は私の日ではないと安心してたら急にふられて、『ミケラン』を飲んでいないのでぶっちぎって途中で逃走(失踪)ということも多々あります。そこら辺りはまた別の機会で<「あがり症」のための逃走論>を書きたいと思います。
とにかく、わたしのような「あがり症」「緊張症」は、
1:苦手なシーンを事前に察知し、
2:ノーサプライズにするために予定を徹底管理する
ことが重要です。事前準備に勝る対応なし!その中に『ミケラン』を飲むタイミングもあるのです。
※ わたしは医者に行き、症状を話し、対処療法として処方してもらっています。常時服用ししていません。年に数回のみです。薬には合わない人もいるので必ず医者に相談の上、 服用の可否判断もらって下さい
(それでは・・・あいすみません)