こんな車に乗ってきました
わたしは車が好きだったので、無駄だったのか?有意義だったのか?わかりませんが、車にはずいぶんとお金を使ってしまいました。
主な保有車歴は以下の通りです。
1:スバルレオーネ(中古)
2:フォルクスワーゲン・ジェッタⅠ(中古)
3:フォルクスワーゲン・ゴルフⅢ(新車)
4:オペルアストラⅠ(中古)
5:オペルアストラⅡワゴン(中古)
6:アウディA4アヴァント(中古)
7:アウディA4アヴァントクアトロ(新車)
8:いま乗ってる車(新車)
30歳くらいの時に買ったゴルフⅢの新車は、若気の至りで買ってしまったものです。業績がよくてボーナスがメチャクチャ出た時がありました。その足でヤナセへ行って、ボーナス払いを多くして購入しました。正直嬉しかったです・・・・がっ!しかし!!次の期から業績ガタ落ちで、ボーナスがほとんど無くなってしまいました。ボーナス併用5年払いで購入してましたので、借金王になってしまい、泣く泣く2年弱で売却しました。人気車を買っていたので、残債が残らなかったのが不幸中の幸いでした。当時のラテン系の車を買わなくて良かった。新車買って翌日遊びで中古査定したら、半額以下で死にそうになった、とかありますからね。この事で人生の教訓を得ました!それ以来あらゆる買い物で、ボーナス払いは禁止したのです。これは例外なしです。
いま自動車を買うなら、何を基準で決めますか?
そんな車好きのわたしですが、もし今車を買うのであれば、何を基準に決めるでしょう。
この10年の日本は、軽自動車以外の普通自動車は、なぜか大勢乗れるミニバンで燃費というのが売れるゾーンでした。わたしはミニバンは好みではなく、一人で乗ってる時にスペースが無駄な感じがするので選ばずに、ハッチバックとワゴンを選んでいました。
誰もが気にする燃費は少しは気にしますが、走行距離も多い方ではないので、著しく劣るものでなければかまわないという考えです。燃費は本当の意味で差別化できるのは、プリウスのようなハイブリット車くらいです。あとの普通エンジンは、カタログ用にプロのドライバーが究極のエコ運転を行うので、実際購入後の燃費がぜんぜんカタログより悪いというのが常識です。ライバルより少しでもカタログで燃費を良く見せる、という変なことになってしまっていますよね。
今のわたしは、燃費より『自動ブレーキ』の機能で車を選びます
わたしが今日、車を購入するのであれば選ぶ基準は、
1:自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)
2:デザイン(その車の内外装すべてが好きか)
3:メーカーの信頼性(ようするに好きなメーカーか)
4:燃費
という順番かと思います。
いまこの時代に車を買う時に、『自動ブレーキ』がついていないなんて車は問題外です。最近では『自動ブレーキ』は、レベル差の問題になってきていると思います。宣伝のためのなんちゃって『自動ブレーキ』では、意味が無い。いろいろな車の雑誌を読んでいると、外社ではベンツとボルボが先行し、国産車ではアイサイトのスバルがダントツで、マツダのレベルも上がってきているようです。
衝突加害をゼロにしたい
『自動ブレーキ』は『衝突被害軽減ブレーキ』ともいうようですが、わたしは『衝突加害軽減』ができるということに、強く反応します。車は動く凶器にもなってしまうので、自分が回避できない不可抗力の場合でも、車が独自にブレーキを制御し、相手を傷つけないようにしてくれる、というのは画期的だと思うのです。
昨今自動車が凶器となってしまった、痛ましい事故が多くおこっています。高齢化の問題、運転中のスマホ操作の問題、車そのものがスピードが出すぎる、車と人と自転車などが共存できる状態に道が整備されていない、など様々な理由があると思います。
人間が回避できない、回避を怠ってしまったもしもの時に、車がブレーキ制御をして事故を防いでくれると、自分の人生も相手の人生も守るという事につながります。50歳過ぎて、運動能力も衰えてきたので尚のこと。燃費競争だけではなく『自動ブレーキ』競争に全力をあげてほしいです。
約4年前のディーラーの反応
わたしはいま乗っている車を、約4年ほど前に購入しました。その時はまだまだ『自動ブレーキ』に対する、販売サイドの売り込みも弱かったのですが、わたしは念入りに『自動ブレーキ』の機能を確認しました。
メーカー①<駆け抜ける喜び>の4年前
「駆け抜ける喜び」と言うキャッチコピーの、自動車メーカーのディーラーに行ったときに、『自動ブレーキ』の質問をしたら、セールスの方にたしなめられました。
セールスマン
「お客様!何をおっしゃっているんですか?私共の車はご自身で運転し、その走りを楽しんでいただく車です。『自動ブレーキ』なんて・・・・」
わたし
「(心の中で)このこと聞かれることが多いので、『自動ブレーキ』をついていないことの、受け答えマニュアル作りやがったな」
最近このメーカーも『自動ブレーキ』の安全性も、うたうようになりましたが・・・。
メーカー②<技術による先進>の4年前
「技術による先進」というキャッチコピーの自動車メーカーなのですが、日本導入車は、そもそも『自動ブレーキ』がついてる車が、ほぼ無かったです。すくなくとも、わたしで買えるレンジの車には無かった。2台続けて乗りましたが、この時点で選択外となりました。営業の方も全然やる気なくて「『自動ブレーキ』は、ついてないです。車の中でもWifiつながります(はぁ?)」みたいな感じでした。でも、いまではキャッチアップしてきて、新しいモデルは、すべて最先端の『自動ブレーキ』がついてきているようです。けっこういいみたいなので、今度確認したいです。
メーカー③<最善か無か>の4年前
「最善か無か」というキャッチコピーのメーカーは、この頃から全力で『自動ブレーキ』のメリットを売り始めてました。一押し案件という感じです。レーザーセイフティー・パッケージという名前で。動画でもアップしてましたし、日本人がこの機能を好むという確信の元、積極的に車種展開してました。高い車だけでなく、下の価格帯の車にも機能を付けてきていました。これが2017年の段階で、日本で一番売れてる外国車となった理由の一つと考えています。マーケティングが上手でした。
広告で自動運転と言うのは止めてほしい
この『自動ブレーキ』は年々機能があがってきています。わたしの車も約4年が経ち、後から出た安い車が、人も自転車も見ます、後ろもご発進しません、みたいになってきているので、うらやましい限りです。
わたしの経験で運転中にとてもありがたい機能だなの思うのが、走行中の両サイドの死角に車がいると、車線変更時にピピと音がして警告してくれる機能です。これは素晴らしいです。夜間、雨天など本当に助かります。これは正面と別のオプションになってる車も有りますが、付けることをお奨めします。
自動車メーカーに文句がひとつあるとすれば・・・、最近宣伝で、『自動運転』みたいなイメージで売っている車がありますが、『自動運転』は実現していませんので、あまりにも過大な広告で運転者を油断させるのは止めた方が良いと思います。
日産のディーラーで購入予定者が試乗車を道路で運転中、ディーラーの方が『自動ブレーキ』を試させようとしたのですが、効かずに前の車に激突してしまつた、という事故があったと新聞に掲載されてました。まだまだ研究開発中の技術ですので、過信はせずに、でも素晴らしい技術なので、失敗が有ってもさらに安全な技術をどんどん開発して事故を起こさない車、事故を回避する車を、開発してほしいです。
それでデザインがよければ、もう最高!プリウス シリーズはPHVも含め技術的にはすごいのだけど、デザインってあれでよいのでしょうか?個人的見解ですが・・・。
これからも、衝突回避と運転支援のシステムには注目して、比較検討していきたいと考えています。
(それでは・・・あいすみません)