あいすみません

早期退職?セミリタイヤ?・・・いやいやダウンシフトです!「筋トレ」「読書」「映画&音楽&スポーツ鑑賞」で心身を整えています。

ダウンシフトして自分の書斎を持つ(バブルのころに買ってしまったワンルームマンションのこと)

今のわたしが日常を過ごす時間が長い場所は書斎です。

実は・・・書斎というか、書庫というか、倉庫というか、みたいな状況なのですが、家とは別に、ワンルームのマンションを普段は書斎として使っています。

このマンションは、家族用とワンルームの2つの種類の部屋が混在しており、築30年は経つのですが、小さな公園に面していて、とても環境的に気に入っています。なぜかエアポケットに様に近隣に店も無く、商店街の喧騒からちょっとだけ離れているのです。夕方になると子供たちが遊んでいる声が聞こえ、何か楽しそうだな、なんて思ったりします。常に空きが無いので人気物件でしょう。

これは1989年ころ、まだ社会人3年目の若いころ・・・そう!あのバブルの時に購入した物件です。不動産バブルであることの勉強不足で、いま売ったら得られる金額の、約5倍で買ってしまった苦い経験。ぐんぐんと値段が下がっていくのを経験しました。資産の大暴落です。もしも『バック・トゥー・ザ・フューチャー』できるなら、デロリアンに乗って過去に行き、この判断ミスを正したいと思ったこともありました。

しかもローンを変動で借りていた事も有り、金利が急上昇したこともありました。毎月払っても払っても元本は減らずに、一年たったら逆に金利の上がった分だけ残債が増えていたのです。金利が上がることの怖さは、最近家のローンを組んでいる若い人たちは、経験していないことなのでご用心ください。これも変動と固定の借入時の金利の設定ミス。

途中で、自分も家族ができ、ワンルームで暮らすわけにはいかないので、他人に貸していた事も有ります。90年代後半から2000年代前半の頃です。これも年を重ねるごとに、家賃相場が下がり、手残りが減っていきました。

しかも貸していた方が家賃を振り込まなくなり、一年くらい時々振り込まれる、みたいな状況が続いたこともあります。連絡が途絶えると、この方が部屋で死んでいたりしないかな?と心配したり、面倒なことでした。最後は、どれくらい未払い家賃溜まったかな?確か6か月分くらいですね。わたしの方から、家賃勘弁してやるから出て行ってください、と提案したところ、その2週間後位に、何も言わずに夜逃げされました。そして部屋のカギを変え、ゴミだらけなのでクリーニング業者さんを入れ、またまた大散財。ポストにはその方宛にその後一年ぐらい、サラ金から返済を求める手紙とか、借りませんかの手紙がきまくっていましたので、やっぱりなと、事情を察したものです。

 

お金の使い方、クレジットカードのこと、他人や金融機関から借りるときの利息のこと、ローンのこと等、子供に時々雑談の中で教えているのは、この経験があるからです。

その後、このマンションは2000年代の後半からマイ物置にしていました。また賃貸に出そうかとも思ったのですが、事務所、トランクルーム、自宅に3分割分していた書籍、雑誌、レコード、VHS、LD、DVDなどを一か所にまとめたいと考え、自分で使うことにしたのです。実際は全部ダンボールで積みっぱなしです。

皆さんが、ご心配の借金=ローンの方ですが、これは途中で過去を清算しようと気合を入れて、どんどん繰り上げ返済をし、30年を15年くらいで完済しました。どうせ売っても損が残るので、まずは完済してしまえ!と考えたのです。本気で毎年繰り上げ返済しました。

この繰り上げ返済、その後の毎月の支払いを変えなければ、支払い期間が数年単位で縮まることを経験し、家族と住む自宅の方も同じ作戦で最速で完済できました。「貯金は無いけど、借金も無し、不動産は所有」という状況を、早くに作れたので、人生の選択の自由度が上がり正解でした。健康だったからの判断かもしれません。皆さんも健康診断をきちんと毎年受けてから、繰り上げ返済は判断したほうが良いと思います。

そんな腐れ縁のワンルームマンション。この2-3年 長期休暇で時間が出来るごとに、荷物の整理をしていました。最初は強い目的があったわけではなく、汚すぎるなあという美観からだったのですが、自分の中で「生き方や暮らし方を、そろそろ変えてみるか」という気持ちが生まれてきつつあり、それを感じて、事前に行動に移しておいたのではないかと今では考えています。

読まない本を処分し、レコードを処分し、VHSを廃棄し、観ない映画DVDを処分し、古い雑誌を廃棄しました(お宝があったと思います)。

そのうえで、NET環境、机、イス、書棚、プリンタなど必要なモノを少しづつ整備し、いまの書斎が出来上がりました。まだ床の上に何箱かダンボールが出ているのが悔しいのですが、あと1-2年で奇麗にできるでしょう。

バブルの時に、判断ミスをしてワンルーム・マンションを購入してしまい、そこで青春時代を過ごしました。腐れ縁のワンルームマンション。それが50代半ばの自分に書斎として戻ってきたのです。

今日の夕方、台風が去った後の空には雲の隙間から青空がのぞきました。わたしは、クーラーを切って、自然の空気を入れるため公園を望む部屋の窓を空けてみました。雲と青空と公園の木のコントラストを、アイスコーヒーを飲みながら見てみました。そして「とても小さいけど、悪くないな」と思う幸せな時間を感じたのです。

値付けを間違え、若気の至りで、高い買い物をしてしまったワンルームマンション。ここから何年かこうして自分で使えば、わたしの人生の満足度では元がとれるので、それも悪く無かったかなと今では考えています。

これを持っていなければ、また違う判断で行動をしていたので、この腐れ縁のワンルームマンションがあって良かった、と思う今日この頃です。書斎とか小屋とか・・・小さな自由になるスペースは、持っているとありがたいですし、楽しいですね。

(それでは・・・あいすみません)

 

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