サラリーマンから個人へ
わたし自身のためにダウンシフトをしたいと考え、 4月から本格的に『わたしの個としての人生の多様化』を開始しました。そこで社会に出て初めて、役所で自ら「国民健康保険」と「国民年金」の加入手続きをしてきました。
わたしは基本、国民年金は加入する方が得と考えております。(参考図書=高橋陽一氏の『「年金問題」は嘘ばかり』PHP新書刊)
義務ではなく、後から得だと思うので国民年金にも加入します。年金は保険と考え・・・・。
思えば社会に出てからは、35歳までのサラリーマン生活と、その後は起業したり雇われ役員でしたので、面倒な事務的なところは外部のサービスへ、どんどん外注して事業を立ち上げてきました。このような手続きを自分自身でしたことがありませんでした。初めての役所に出向き加入手続きです。
いやーとても大変でした!こんなことになるとは・・・・・!!!というのは嘘です。なんて事は、まったくありませんでした。国保と年金合わせても隣通しの窓口で30分程度で終了しました。
初めての加入手続き
1:国民健康保険加入手続き
・会社を退職した証明書を持参し、
・加入書類に記入、
・はんこ(認印)押して提出、手続きは以上!
・申請日から3から5日で自宅へ保険証ほか振込手続き書類が郵送されます
2:国民年金加入
・会社を退職した証明書を持参し、
・加入書類に記入、
・はんこ(認印)押して提出、手続きは以上!
・後日自宅へ納付手続き書類が郵送されます
3:国民年金のお得技
・2年分全納すると1か月分の年金保険料が得します(今回は2017(平成29)年4月から2019(平成31)年3月まで)
・ただし申し込みの当月現金払いとのこと(今回は4月中に銀行振込)
= わたしが冗談で、「忘れっぽいので60歳までの分全部一括で払いたいのでお願いします」と言ったところ2年が最長とのこと。途中でシフトアップして会社にかかわり、厚生年金に加入した場合は返金されますので、払える人は長めに払った方が得ですね。
国民健康保険料は高い
しかしながらひとつ強く思うことは・・・加入1年目=会社を離れて1年目のコストの重い事。国民健康保険の保険料、今年はヤバイ額です。住民税と合わせるといくらふっとぶか?国産なら普通車が1台変えてしまいます。わかってはいた事でしたが、相当な額の貯金が吹っ飛ぶので、その場になると、わかってはいてもビビります。
これからは個人として生きる
そんなこんなの、手続きの待ちの時に、金額に暗くなりながらふっと思ったのですが、当たり前ですが「これからは個人だなあ・・・」としみじみ思った次第です。サラリーマンは、法人(組織)の一員として守られています。(これは気が付いていないかもしれませんが、会社の正社員は身分的に本当に得です)しかし個人は個人、自分ひとりです。ひとりの人間として、今後は自分であらゆることに対応しなければなりません。
コストも1年目はかなり大きく、2年目以降も自分で用意して払い続ける必要があります。30年以上も会社に関わっていると、アシスタントにお願いしたり、外注で何でも済ましてきました。国に払うコストも給与明細から自動的に天引きされているだけで、払うという痛みが感じにくかったです。これからは、気持ちを入れ替えなければなりません。
・何でも自分でやるんだ。
・使える制度を研究しないと損をするぞ。
そんな事が、ふっと頭に浮かび心に風が吹いたんです・・・。
今回こんなわかりきったことを、何で書いているかというと、サラリーマンという立場や、会社経営にかかわっていると、こういう手続きって、自分ではまったくやらないんですよね。わたしは確定申告はサラリーマンから独立後は何度もやってますので、経験済みですが、同じコストの払い方でも得するやり方があるので、そこはできうる限り制度を理解し、国に払うコストを無駄に使わないようにしたいものです。(アベトモ学園の土地買われたりしちゃいますから)そうか!これからは個人開業にするか、しないで確定申告するか、これも判断しなければなりません。
わたしは、まだリタイヤしたわけではありません。セミリタイヤや早期退職は言葉として近いかな?と思った事がありますが、自分では『ダウンシフト』という言葉がしっくりきています。言葉の使い方がわたしなりの解釈ですが・・・。仕事の活動も好きなことを適量はしていますので、まだリタイヤはしっくりはこないのです。ここから自分のための活動で何が形にできるか、いろいろ試していきます。
今日は、そんなことを思いつつ、手続き後にはメンタル的にもパワーをアップさせるためにジムへ「筋トレ」に行きました。
(それでは・・・あいすみません)