今日は大好きなサッカー談義です(飲み屋レベルで・・・あいすみません)
浦和レッズ
昔は断然プロ野球派だったのですが、最近はサッカー好きになり、ヨーロッパやJリーグの試合をたくさん観るようになっている今日この頃。Jリーグでは浦和レッズを押しています。鹿島やガンバのファンだと、ストレスは無さそうなのですが、何故か?わたしは浦和レッズのファンとなってしまいました。
浦和レッドダイヤモンズ公式サイト|URAWA RED DIAMONDS OFFICIAL WEBSITE
思えば英国のプレミアリーグも、アーセナルを最初に好きになり、今ではリヴァプールとのダブル押しです。
この3つのチームには実は共通点があります。その国を代表するサッカークラブでありながら、ここ一番の優勝がかかったビッグゲームで勝ってくれずに、なかなか優勝してくれないところです・・・トホホ。浦和レッズが好きでいるということは、そういうストレスも含めて楽しむことができる、度量がないといけません。それができてこその・・・We are REDS!。
恋愛でいうと、あばたもえくぼ、良いところも悪いところも、君の全てが好きだ、そんな感じでしょうか。子育てでいうと、なかなか言う事をきかないし、嘘つくし、テストで赤点とって帰ってくるし、時々悪さして親として学校に呼び出されたりするけど、それでもかわいいわが子、そんな感じです。本当にエエエエーーーーー!!!!!と叫び声をあげたくなるような、いろんなことがおこる面白いチームです、浦和レッズは。
鹿島戦の暴言
ホントに、びっくりするような悪いこともしてくれちゃうレッズですが、森脇選手が、鹿島戦で、レオ・シルバ選手に暴言を吐いた一件がありました。わたしは、あの内容の暴言はNGです。我が子なら、きつく叱ります。テレビとゲーム禁止1か月は課します。そのうえで、話し合いです。
・自分の心のコントロールについて
・暴言の悪質さの判断は、言った人間ではなく、言われた方がどう思ったかが基準になる
・あの場面で時間を無駄に使うと、結果としてチームに迷惑かけていることになる
・あの展開で口で勝っても意味が無い、試合で勝て
・過ちを犯した時には、嘘つくな
等を、話し合う事になります。息子はたぶん泣きますね、それくらいひざ詰めで、みっちり話し合いします。
ACL済州ユナイテッド戦
そして先日のアジア最高のクラブチームを決める大会ACL。浦和レッズ 対 韓国の済州(チェジュ)ユナイテッド。
平日開催なので、普段のリーグ戦のような動員ができないところがもったいないと思う、手に汗握る各国を代表するクラブの国際大会です。あの試合は、テレビで生観戦していました。メッチャ観たかったので、事前に早く帰れるようにスケジューリングしたのです。
浦和は第1戦のアウェーで0対2と完敗していました。この日はホームで、3点とったうえで、相手に1点もとられないような試合運びが求められていました。結果は・・・ご存じのとおり、我が浦和レッズが、見事3点をとり、2戦合計2対3で、ベスト8に進出です。素晴らしい緊張感のある試合だったのですが、残念なことに、延長後半のラストから大乱闘になってしまいました。
乱闘と書くと、両軍入り乱れたイメージになってしまいますが、済州が一方的に大暴れし、浦和が我慢したという、内容です。 こんな蛮行みたことない・・・と思ったのですが、後から考えたら、みたことありました。バルサ対レアル・マドリード。ペップ VS モウリーニョの頃です。モウリーニョがバルサのコーチに目つぶしした時のことです。ペペが足で踏みつけたり、エジルが退場になったりしていた試合かな?あれは別かな?とにかく、あれもひどかった。ペップが困惑してました。あれを観て、世界中のサッカーファンが、何やってんだよ!良いサッカーを見せてくれ!と憤慨しましたよね。
浦和よ!よくぞ我慢した
わたしは、済州ユナイテッドの選手が大暴れしている中、浦和レッズの選手やスタッフが、ゴツンとやり返さなかったことを高く評価します。相手の済州ユナイテッドは、大事な試合に負けて、メンタルのコントロールができずに暗黒面に落ち、あのような蛮行にはしりました。若い選手だけならともかく、監督もコーチも全員が。
正々堂々と試合に勝った浦和レッズが、あの蛮行に付き合う必要は無く、相手を止める、ロッカーに逃げる、という行為で、我慢し、やり返さずに耐えたことは、懸命な判断だったと思います。もちろん男子(この場合は女子もかもしれませんが)ですので、ケンカ売られてかわないと男がすたるとか、やられっぱなしは悔しい、ということはあるかと思います。
しかし、やられたら、やり返せは、パンチではなく、サッカーの試合の結果で、みせればよいのです。浦和レッズは、それができたのですから。世界中に映像で配信された、あの蛮行です。済州ユナイテッドというチームにとって、何一つ良いことは無いでしょう。外国人選手のリクルートなどに、影響するのではないでしょうか。浦和レッズが今回は、巻き込まれず、お付き合いせず、我慢した、ということは映像が証明してくれています。
試合に出ていないのに、ベンチを飛び出して阿部選手を突き飛ばした済州ユナイテッドの選手は、あの映像が一生残りますから、この先の人生に影響がでてしまいますね。コーチ等は、できないでしょう、あそこまで自分をコントロールできない人は。
もちろん、両軍ともにけがした選手が誰もいないので、こんなことを、のんきに書いていられます。特に巻き込まれた浦和レッズの選手が、誰も怪我していなくて良かったと、心から思います。
よくぞ、やり返さずに我慢した。我慢した浦和レッズを称えます!(これは左翼思想とか関係ないですからね)
乱闘では無く、良い試合を観たい
サッカーファンで、乱闘や蛮行を観に行ってる人はいません。良い試合、良いプレーを観に行っているのです。勝負事は勝ちと負けふたつの結果があります。どちらになるのかは、やってみないとわかりません。出た結果を受け入れ、次の糧にできるか否かは、当人次第です。今回の済州ユナイテッドは、それができなかった。
わたしは仕事で韓国には何度も行っています。嫌な思いをしたことは、まったくありません。ビジネスで行くには、快適でした。ですので、今回のサッカーの出来事は、韓国云々ではなく、済州ユナイテッドの失敗ととらえています。若い済州ユナイテッドの選手たちは、この蛮行という大失敗をどう自己評価するのか?しっかりとこの失敗は償わなければいけません。アジアサッカー連盟(AFC)も、正しい指導をしてもらいたいです。
その上で、 浦和レッズのミシャ監督の言う、フレンドリーマッチが開催できるような環境ができるのであれば、美しく楽しいサッカーで、サッカー好きの信頼を取り戻して欲しいです。
(それでは・・・あいすみません)
ps:浦和レッズの次の相手が広州だと面白いなあ。