- 車を買うなら何を基準にしますか?
- 『運転支援』技術の開発を国を挙げて進めよう!
- JAFの機関誌に『自動ブレーキ』比較が掲載されていた
- スバルの『アイサイト・ツーリングアシスト』は欲しくなる機能
- 今は『自動運転』ではなく、あくまでも『運転支援技術』
車を買うなら何を基準にしますか?
①デザイン
もちろん!シンプルで美しい車が良いですね。
②燃費
日本車のカタログ燃費競争はすさまじいが、買うとその通りにならない車が多いですね。わたしは燃費至上主義ではありません。
③内装
実はドライバーは一番長い時間付合うのは内装です、運転席周りのデザインと質感。これが高い車は、満足度も高くなります。でもだいたい、外装がダサいと内装もダサいものですが・・。
④ブランド価値
ダウンシフトしたので、今後は地位財的に車を購入することは無いでしょう。しかし安い買い物ではないので、こだわって値段と価値が一致する車を選びたいです。
などなど・・・いろいろありますが、今のわたしの基準は、『自動ブレーキ』の機能です。
マジで絶対絶命のピンチの時に、介入して事故回避をしてくれるのか、どうか?これが一番重要で、その後にデザイン、燃費、総合的な価値です。わたしの運転のミスで、他人を傷つけることを回避したい。運転が好きなので、逆にそれが一番重要です。事故回避できる戦闘能力が高い車であれば、より頻繁に、より遠くまで、ドライブできると思います。
『運転支援』技術の開発を国を挙げて進めよう!
ベンツのEクラスの『自動ブレーキ』を含む『運転支援』技術が、優秀のようですね。
ボルボの新しいSUVもハンドル操作にも介入してくれます。しかしこれらは高級車なので値段が高く、普通の人は選択肢に入らない車です。
そんな中、日本のメーカーで言うと、スバルとマツダの『自動ブレーキ』の技術は、輸入高級車と闘えるレベルのものであると、評価を集めています。これでトヨタ、ホンダ、日産が、巻き返せば、一般車(=リアルな買える値段の車)においても、『自動ブレーキ』はさらに技術発展するのではないでしょうか。
しかしハンドル操作まで介入してくれる『運転支援』まで考えると、現状の日本車は電化含めて実は遅れているかな?と思っています。行政の判断が遅いので、外国で付いているハンドル操作機能がなかなか日本でためせないという記事を読んだことが有ります。この『衝突安全回避』 ⇒ 『運転支援』 ⇒その先にある『自動運転』は、エンジンの電化と同様、今後の自動車メーカーの世界における勝ち負けを決めるものなので、日本も速やかに、研究開発を促進できる環境と法整備を国を挙げて整え導入をしていなかいと、自動車メーカーが基幹産業の地位を維持できなくなるでしょう。
JAFの機関誌に『自動ブレーキ』比較が掲載されていた
免許取ると、強制的というか、いつもまにかにというか、なんとなくJAFに加入してしまった人が多いかと思います。わたしもそんな一人です。いつやめるか何度か考えましたが、いつか必要かもしれないレッカー車のために、年会費を払っています(保険加入同様不合理な判断かな?)。そんなJAFが毎月送ってくる会報誌『JAF Mate』の7月号に、<2016年度自動車&チャイルドシート アセスメント>という記事が掲載されていました。
これは独立行政法人自動社事故対策機構というところが行っている、自動車の性能テストです。ここは国交省の天下り先ですしょうか?中身の伴った仕事を、適正価格できちんとしてくれるのであれば、別に文句ありませんけど・・・・。
その中で特に今後の一番必要な機能である『自動ブレーキ』の評価が気になります。今まではメーカーごとに、宣伝コピーであおっているだけで、機能もバラバラ、実は止まらないなんてことも多々ありました。同じ土俵で高級車も含め評価をしてくれれば、比較ができて助かります。
ただし燃費のようにカタログを意識して良い点を取るのを目的にはしないで、より厳しい、より実際の交通状況や環境にあっている基準でやってほしいです。燃費のように、評価する基準がゆるくて、燃費運転が上手なメーカー所属のプロ・ドライバーがやるような状況ですと、本当にカタログだけが良い数値になります。『自動ブレーキ』は人の命にかかわるので、より客観的な、厳しい評価にする必要があるのです。
詳しくは上記HPをぜひ見てください。車を購入する時の判断の一つにできると思います。2016年の『自動ブレーキ』評価をわたしが観た限りでは・・・。
1:スバルのアイサイトはやはり評価が高い。
値段を考えるとすごいですね。
2:マツダが思いのほかすごい。
イスラエルのカメラ技術を導入したと車の雑誌に出ていましたが、満点に近い評価です。意外な展開、近年マツダはデザイン品質含め購入対象として有りですね。
3:スズキが軽自動車では良い評価。
4:ホンダの自動ブレーキは効かないようです。
ホンダは遅れているようなので、新技術の早期導入が必要なのではないでしょうか。
トヨタのカローラなど普通の車の評価が出ていないので、早くテストしてほしいです。
スバルの『アイサイト・ツーリングアシスト』は欲しくなる機能
そんな中、新車の試乗情報をみていたら、スバルのアイサイトにツーリングアシストという機能がプラスされ、その動画がかなりUPされています。
いろんな自動車雑誌が動画を上げていますが、この機能は動画を観た限り素晴らしい。『自動ブレーキ』に加えて、『運転支援』の機能がプラスされています。
1:前車追従
2:左右の車線を読み取る機能
3:0キロから発進と停止
4:車線内のセンターを維持
5:カーブも曲がれるハンドル操作支援
などを車が助けてくれます。追従時の自動停止と発進などは、評論家の運転よりも車の運転の方がスムーズな位です。「これは欲しいなー」と久々に思いました。スバルの良いところは、手が届く価格の車に、先端安全技術を乗せてくれているところです。
この分野の技術は、日々進んでいきますので、今年の車よりもさらに2年くらい待てば、もっと素晴らしい機能に進歩している車が発売されるので、いつ買うかがなやましいところですが。2020年あたりに出る車は、楽しみです。わたしはエンジン電化よりも、安全技術の進歩でそう考えています。今のなんちゃって技術ではなく、本当の意味での高速道路の自動運転化が実現できるのではないかと考えているからです。渋滞でも疲れが軽減できる可能性が高まってきています。
今は『自動運転』ではなく、あくまでも『運転支援技術』
このような、事故を回避してくれる『自動ブレーキ』と、ハンドル操作に介入してくれる『運転支援』技術が付いている車であれば、最近多くなっているミスによる、悲惨な車の暴走事故はかなり減らせるでしょう。また、歳を重ねた方でも、脳が健康で、身体の機能もある程度維持できている方であれば、車の運転を続けられる可能性が高くなると思います。地方など車が無いと暮らせない地域など、多いのですので。
『自動ブレーキ』と『運転支援』は今後の自動車の最も重要な機能の一つです。ただ今はまだ実現できていないのだから、宣伝文句で安易に『自動運転』という言葉は、使わないでほしいです。今はあくまでも『アシスト』でしょう。『自動運転』という言葉に、勘違いする人が出てきてしまいます。体調不良や飲酒など、注意を怠る人間です。またスピード違反やわき見運転など危険運転に対する認識も、『自動運転』という言葉のせいで、甘くなる人が絶対に出てきてしまうことでしょう。
あくまでもドライバーのミスや突然のトラブルを被害軽減してくれる運転の支援システムとして、広告やディラーでは、説明をしてもらいたいです。自動車の未来は楽しみです。
(それでは・・・あいすみません)