サッカー日本代表がロシアワールドカップ出場を決めました!素直にうれしいです。チームの皆さんの日々の努力に感謝します。今日のメディアを確認すると・・・
ハリル監督、歴史作った!本田&香川抜き浅野&井手口らに賭けた
(報知新聞)
ハリル監督 采配大当たり!解任危機一転ロシアW杯まで続投へ
(スポーツニッポン)
ハリル魔術ズバリ!Wエース外し新生ジャパンで”突破率0%”から歓喜W杯決定
(サンケイスポーツ)
日本代表、W杯6大会連続切符 ハリル采配的中、豪州に2-0
(中日スポーツ)
ものすごい手のひら返しでハリル監督が大絶賛されていますね。
確かこの試合前までは・・・
・オーストラリアに負けたら解任
・選手起用が過去の実績にこだわりすぎ
・采配の引き出しが少ない
・フィジカル重視で日本らしさをわかっていない
・アジアをわかっていない
などなど・・・批判のオンパレードでした。
でも勝てば神様仏様。勝負の世界は勝たなければダメなのです。昨今小学生の運動会で順位を付けないとか、勝ち負けをはっきりさせない方が美徳であるという、考えもあるようですが・・・、勝負、試合、コンテスト、コンペティション、リーグ戦、カップ戦、ペナントレース、運動会、ロボコン、鳥人間コンテスト?・・・など良い準備をして、勝利する、その喜びを知る、わたしはとても重要だと思います。
この間のヨーロッパ・チャンピオンリーグの予選で、プレミア4位のリヴァプールとブンデス4位のホッフェンハイムが、まさかの抽選で当たってしまいました。普通なら本大会のカードです。他の予選カードを観ると楽な相手も数あるのに、なぜか強豪同士の戦い。負けた方がヨーロッパリーグ送りです。
結果は・・・リヴァプールが2戦合計で6対3で勝利をおさめました。その時若手ナンバー1監督と言われているホッフェンハイムのユリアン・ナーゲルスマン監督は、「内容では我々の方が勝っていた・・・」というコメントを発しました。それを受けクロップ監督は、「勝たなければダメなんだ」と語ったそうです。まさにその通り。勝たなければダメなんです・・・2番じゃダメなんです。
今日はメインテーマではありませんが、浦和レッズもこの部分は浸透させた方が良いです。鹿島やガンバとの一番の差は、ここ一番の大勝負で勝つか負けるか・・・なのです。代表にも浦和の選手はいなくなっちゃいました。
と思っていたら・・・テレビで最後ハリル監督の後ろから、水を浴びせかけていたのは槙野選手でした・・・???。鹿島、川崎、ガンバ、セレッソあたりの選手の育成度合いと差がついているのが、今期の結果でしょう。こちらは監督も変わりましたので、来期へのリクルート等を今からきっちり準備してほしいです。
話を戻しますと・・・、オーストラリア戦の勝利で前線の選手は特に、世代交代ができる下地が整いました。大迫選手は「はんぱない」ですね本当に。乾選手キレキレ・・・スペインで強くなりました。ガンバの井手口選手もいい顔してますね、ヤンチャそうで。浅野、原口、久保、武藤(じゃないほうじゃないほうの)・・・杉本選手、選ばれていないけど南野選手もいますね、いい顔ぶれになってきました。ここからはボランチ、サイドバック、GKの若手人材発掘ですね。
予選はどうしても突破しないと先にいけないので、経験主義、過去の実績主義という安全運転も求められます。これからは本線に向けてメンバー構成を、上手くて、その時に元気で、強い選手という闘えるメンバーにしていくことができます。
わたしは前回のW杯の惨敗の総括を、ザック・ジャパンの主力はしなかったと思っています。「優勝する」「世界を驚かす」「自分たちのサッカー」と言って旅立ったのですが、惨敗すると日本に戻らず現地解散して、うやむやになっちゃいました。当時のキャプテンもエースも帰国しませんでした。梯子外されて、その時とてもモヤモヤした気持ちが残ってしまったのです。勝負事だから逆に負けもあるのです・・・ファンもそれはわかっていたのに堂々と戻らなかった。(前の民主党政権の大失敗と同じような感覚)
キャプテンも含めて、新しい闘える人選をしてほしいと思います。
もちろんベテラン排除ではないので、心身共に2018年に所属クラブで好調な人を選ぶべきです。でも25歳以下の人は連れて行きたいですね、なるべく多く。ザック・ジャパンでロシアも行くと、2022年のW杯に出れなくなっちゃいますから。こういう計画性はサッカー協会に持ったうえで、選手を選出してもらいたいです。(ドイツに行った関根、宇佐美選手、オランダの堂安選手も活躍すればチャンスあるよ!)
さあW杯に向けて!と思っていたところ、ハリル監督のご家庭の問題など報道されていますが、良い準備をして、今回はどんな結果が出ても、みんなで帰国し総括をできるチームになってほしいです。だって人生もサッカーも次の試合はすぐ来るのですから・・・。試合から試合へ・・・一日一日。
(それでは・・・あいすみません)