「あがり症」「緊張症」は気持ちの持ち方では治りません
久しぶりに「あがり症」「緊張症」の気が出てきてますので、私の頭と心は対策モードに入りました。そこで!googleで、最近の「あがり症」対策のトレンド記事を検索してみました。
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その結果は!
「そんなことやっても、心臓のドキドキや声の震えが、おさまるわけないじゃん」「あまくみてるぞ、あがり症を」でした!
以上です!!!!!!!!
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何がダメか・・・
1:気持ちを前向きにしても、症状は出ます
2:恥をかいて平気などと思っても、症状は出ます
3:誰も気にしないと暗示かけても、症状は出ます
4:あがりや緊張を受け入れても、症状は出ます
5:どんな神様を信じていても、症状出ます
6:手のひらに人の文字を書いて飲み込んでも、症状は出ます
7:事前にトイレに行っても、症状は出ます
いいですか?どんなにポジティブ・シンキングしても、症状は必ず出るのです。
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「あがり症」「緊張症」は・・・
1:気持ちの問題ではありません
2:性格の明るい暗いは関係ありません
3:健康と不健康すら関係ありません
4:お金の有る無しはまったく関係ありません
5:男と女も関係ありません
6:大人と子供も関係ありません
7:人種も関係ありません
=つまり「あがり症」と「緊張症」は非常に具体的に、人間の生活や人生の質を落とす、やっかいな症状なのです。
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私は青春時代にこの症状を自覚し、人生の質を落としました。他人は私の心の中はわかりません。「あがり症」「緊張症」が無い方が、もっと良い人生をおくれたと本当に思っています。ここからの未来もこの症状のせいで、行動をあきらめる事はあるでしょう。覚悟しています。
私の対処方法
そんな私が本気で「あがり症」「緊張症」対策を助言するとしたら・・・
1:逃げるときは逃げる
後悔しても、悲しくても、逃げる、欠席する、休む、行かない、無視する・・・です。そうすれば心が折れないしプライドも保てる。付き合いが悪い奴などと影で言われても、そんなことは気にしても仕方が無い。
2:事前に「あがり症」をバラしておく
自分は「あがり症」でこういう時に心臓がドキドキするので、当てないでくれと議事進行の人や信用できる仲間に、事前にバラしておくという手もあります。雰囲気の良い集団ならこれは可能でしょう。もしもの時に助けてくれるしね。
3:薬を使う
薬というと一度飲んだら薬漬けという恐怖感ありますよね。私の場合はそんな事はありません。「あがり症」「緊張症」が出る状況を事前に予想し、心臓のドキドキするその時間だけ血圧を下げる薬を飲みます。
これは30代の時に、「あがり症」は努力や気持ちでは治らないと自覚して、自身の症状を細かく話して医者に処方してもらいました。私は普段の生活は普通におくれるので、ある一定の緊張する状況を回避できればよいのです。そこでミケランという薬を処方してもらいました。
この薬を飲んで、上手く数百人の前でも話せた事があります。でも数十人でもあがってしまった事もあります。100点満点ではありませんが、人生の質は上がりました。0点どころか赤点から、50点以上にはなりました。
それ以来、いつもポケットに入れて持ち歩いています。実は飲んだ回数は、会社で仕事をしていた時でも1年に1回から3回くらい(大宴会や結婚式・お葬式、数百人規模の会合、大きなプレゼン、断れなかったカラオケの時など)。今では人生ダウンシフトしましたので、もう3年以上服用していません。そうです!この薬は私のお守りなのです。
※ 人により体質や症状の状態もあると思うので、医者と相談して決めてほしいです。薬を大量に出す変な医者もいると思うので、常に疑いながら自分に合った対処方法を探してください。
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以上は、もちろん私の方法も、治療ではなく対処でしかありません。「あがり症」「緊張症」は一生付き合うものと覚悟しております。でも準備は面倒でも、対処できれば人生の質が上がります。同じ症状の方のお役にたてればと思い、私の方法を書きました。
(それでは・・・あいすみません)